すこやか通信

Vol.4 MIE企業道場にて

すこやか訪問マッサージ

すこやか
すこやか訪問日記その2
すこやか訪問日記その3
すこやか1周年記念

平成24年6月20日 vol. 5
日本の母さん

この6月17日に、2月の訪問日記でもご紹介させていただいたあした葉(明日の地域医療を考える会)で、1周年事業として、NHKのプロフェッショナルにも出演された訪問看護師のパイオニア的存在の秋山 正子氏をお迎えしての講演会、 脳性麻痺で詩人「やまぎり 萌」さんこと、山口さよさんの日常くらしのお話し、
そして、秋山さんにコーデネート頂いて、この地域の在宅療養を支えて頂いいている笹川内科胃腸科クリニックの山中医院長、社会保健病院訪問看護師の松下さん、居宅介護支援事業所プロセスケアのケアマネの浅野さんをパネラーとしてパネル・デスカッションをさせて頂きました。

会場は、200名の定員に対して、230名もの人が来場いただき資料が不足してしまう程の盛況でした♫ 全体で3時間を越える内容でしたが、皆さんとても熱心にお聞き頂き、改めて、その関心の高さに驚かされました
その際、お話頂いた実例に基づく体験談は、多くの「気付き」と「確かに」と思う事が幾つかありました。

その中の一つに秋山さんが訪問される際に、元気のないお年寄り、もう諦めてしまっているかもしれない人達に対した時、「元気を出しましょう☆」、「外を歩ける様になりますから♪」とか「良くなるように頑張りましょう♫」とかの声かけは…
逆に落ち込んでしまったり、あげくは受け入れてもらえなくなる事があると。

看護師の片もマッサージ師の先生も「少しでも良くなって欲しい」、「目の前の患者さんのために頑張っている」との思いからその気持ちをそのまま言葉に出してしまうことがあります★

では、秋山さんはそんな時どうしているかと言えば、
ゆっくりとその方たちの昔の話、若い頃の楽しいかった思い出を尋ねる、聞くようにしているそうです。
すると、話だし、笑顔が戻るそうです。そして、会話ができる様になり、それを繰り返すうち「もう一度☆」とか「少しでも♪」って気持ちが芽生えるのでしょうか、前向きになったり、リハビリに励まりたりするケースがあるとの事でした。

ご家族や身近な人の昔話しは「またっ★」って、聞かなかったり、当人も遠慮せれていませんか? 日本の平均介護年数は10年です。

あした葉のテーマの一つ、講演会で皆さんに伝えたいことは「医療の現状」と「在宅療養への認識を高めて頂く」ことです。

これから、というより既に今、私たちの前に訪れている超高齢化社会、超長寿社会では、医療の傾向が従来の『切った、張った』、『さあ、薬。やれ、抗生物質。』という一発解決型医療だけでなく、
『緩和ケア、支える医療』という、病気と共に暮らし、寄り添いながら生活をしていく社会になっていくと講演会、パネルデスカッションを通じ感じました。

そして、講演会を終えて、全国を講演会活動で飛び回る秋山さんとの会話の中で、
「私が全国を回ることで、その地域で働いている看護師さんや介護士さんが元気になって、 患者さんに笑顔が届けられるのよ、みんな頑張ってるから(^^)♪」って話されていました♪ ほんと「日本の母さん」って感じの素敵な女性でした☆